
自己嫌悪にさようなら
カラダに良くないとわかっていながらどうしてもジャンクフードがやめられず悩んでいたところ、この本に出会いました。まず、食べるのをやめられないのはあなたの意志が弱いからじゃない、と著者が断言してくれるところから始まるのがとても救いになります。肥満やカロリー摂取過多は、細胞レベルで起きている化学的アンバランスのせいだというのです。そこで、この「細胞の炎症」を引き起こす食べ物を避け、「炎症」を治すものを食べることによって嗜好そのものを立て直し、「食べたいものをたくさん食べて」いながら太らない身体作りをしていこうという内容です。
今まで、一つの食品を大量にとる方法や何を食べてもいいが絶対に腹七分目にするといったダイエットに挑戦しては、挫折したり体調を崩したりしてきた私にとって、バラエティーに富んだメニューを楽しみながら健康的に痩せられるというのは大変な魅力でした。厳密にとはいかないまでも実践
を始めて三週間。体重も少し減りましたし、何よりジャンクフードへの渇望感がグンと減ってラクになりました。
科学的な説明がやや難しいですが、理論的に納得してダイエットに取り組みたい方にはお薦めの一冊です。
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